特に書くこともないけれど、なんとなく更新。

関東も梅雨入りしたらしい。はやく梅雨入りしたからといって、梅雨明けが早い、というわけではなく、このぼんやりとした天気はしばらく続くようだ。

梅雨が好きって人はほとんどいないように思う。ぼくは雨がとてもとても嫌いだ。傘もきらいだ。あからさまに機嫌が悪くなる。

でも、雨の日はなんだか好きだ。
正確に言うと、雨の日に家で本を読んでいるのが好きだ。それで夕方くらいからぼちぼち晴れて、雨上がりを散歩するのが理想的だ。

そんな日に家で読む本は、多少格好つけている。昔読もうと思って買ったはいいが、難しいのと眠たくなるので、案の定読んでいない哲学書とかを引っ張り出してきて読んだりする。
昔買ったイギリスのインディーズロックバンドのレコードなんかをかけたりしながら、格好をつけまくった空間で、よくわかりもしない本をひたすら読む。お香なんかたいてもいいかもしれない。
無限にある活字と単調なギターリフ、それに規則正しい雨音が部屋の中に溢れ、なんだかトリップしそうになる。

これから長く続くであろう梅雨の内の何日かを、そーやってファンキーに楽しもうと思う。